バーチャル寺院IN京都 中陰 Q&A コーナー 亀龍院


(檀信徒の皆様からのご質問を,私のわかる範囲で, 出来るだけ分かりやすくお答えさせていただきました。)
             
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中陰とはどういう意味があるんですか?

Q12. お葬儀の後、一週間毎に七回の法要を行い四十九日目に忌明けと なりますが、そのいわれは?


 人が亡くなって、一週間ごと七週目まで、つまり49日間を 中陰ともうしております。

 この期日が経過した時点で満中陰 (忌明け)とするというのは、インドにおいても既に行われてい たと言われております。

 なぜこのような、「しきたり」があるのか、それは中有(ちゅうう) の思想に基づいております。

 人は生前の業(ごう)によって、次の生へと輪廻すると言う考え 、これを輪廻転生(りんねてんしょう)といいますが、人が死を 向かえ又次の生として新しく生まれ変わるまでの間を中陰と する、これが中有の思想です。 お仏壇

 今私達が生をえている世界、これを本有といい、次の本有までの 間ですから、この間が中有(中陰)となるわけです。

 この中陰期間は早くて7日目、遅くても7週目ですから、各週7回 満中陰まで、故人の冥福を祈り、追善供養する法要が営まれる わけです。

 少し話が堅くなってしまいましたので、死者から視点を変えて、 残された家族や身内に移してみましょう。

 生ある物は必ず死ぬ、これはだれしも知識としては知ってはおり ますが、それが親しい人とか家族身内の場合、その心の痛みは はかりしれないものです。

 まだ成長盛りの若き御子さまに先立たれた親御さんであれば、 気も狂わんばかりの心境と存じます。

 故人の安楽往生を願い、節目の7日7日に丁重に供養の法要を 行い、少なくとも49日までには、心安らかに、安心(あんじん)なる 生活に戻って頂だき、しっかりと地に足をつけ、与えられた生を まっとうしていただく。

 これが仏教の教えの本義だと私は思います。

合 掌

             
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